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頻繁にコミュニケーションを取ることで、お互いの考え方、価値観、将来ビジョンなどのすり合わせをする。
気心が知れる、というレベルまでは到達できないかもしれないが、忌憚なく意見交換をすることで、この出会いでお互いにプラスとなる「WIN‐WIN」の成果を生むようにと努めるのである。 ところが最初のインタビューで、いきなり「月給はいくらもらえるのですか?」と訊いてくる人もいるのだ。
正直と言うか、なんと言うか。 そのようなことより先に、まず話しておくべきことがあるだろう、と思うのだ。
順序が違うのではないか。 どんな能力があるのか。

いままで、どんな成果をあげてきたのか。 わが社ではどんなことができるのか。
こちらは、じっくり、本人から展望や抱負を聞かせてもらいたいとワクワクしているのである。 真っ先に「いくらもらえますか?」ではガックリきてしまうではないか。
残念なことに、こんなタイプがいくらでもいるのだ。 もちろん、丁寧にお引き取り願ったことは言うまでもない。
ほかにも、「いま、○○万円もらっているから、絶対に3割はアップしてもらわないと困ります」「常務以上の役員でなければ困る」と地位、収入にこだわる人も、同様にお引き取りいただいた。 考えてみればわかるが、転職する際、お金や地位が動機の人は、せっかく入社してもらったところで、よりいい条件の会社があれば、たとえ入社1〜2年であろうと、ドライにさっさとそちらに移っていく。
これでは困るから、理念や価値観、仕事の内容などでお互いにすり合わせをしておく必要があるのだ。 「では、最後までお金の話はしないのですか?」いや、そんなことはない。
ただ、何回もインタビューを繰り返し、お互いに納得できた段階で、「それでは入社の条件をご相談しましょう」ということになるのである。 転職する側からすれば、最終面接で相手が切り出すまで、じっと我慢して待ち続けるというのが鉄則である。

間違っても、自分から切り出してはいけない。 「ところで、給料は……」「ああ、そうですね」これでいいのである。
この点は、外資系もあうんの呼吸だ。 さて、このとき、ぜひ注意してもらいたいことが3つある。
日本企業の場合、地位と給料が連動しているケースが多い。 すなわち、課長職で入る場合は○○万円、部長職ならプラス○○万円、役員では年俸制にする、という具合である。
いずれにしても、ポストによって、ある程度、自動的に決まってしまうのである。

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